2作目のジンクス?!

今年からブログ再開などと言っておきながらブランクな日々が続き、早や2月。

知り合い曰く、<内容はともかく、ブログはこまめに更新することに意義がある>んだとか。続かない理由は明快で、何かいいことを書こうとするから。言い換えればしょうむないネタなら書かない方がマシと思っているから。かといって、このままネタの降臨を待ち続けてもラチが明くことはなさそうなので、試しに身近な題材に思いつくままを文字にしていくことにします。

 

 

2作目に選んだお題は、新聞ネタ。

購読紙のシリーズ記事にいくつか気に入っているものがあって、その一つが「多事奏論」。何人かが持ち回りで書いていて、執筆者の一人に編集委員の高橋純子さんという人がいる。高橋さんの記事は毎月の初旬に載る。舌鋒鋭く政権批判をやってのける時事コラムなのだが、これが滅法おもしろい。大新聞の編集委員の文章にありがちな小ムズカシさがない。しかも、この手のコラムには珍しく笑える箇所があって、毎回ククッとやってしまう。なかにはお叱り文を送ってくる人もいるらしいが、私としてはファンレターを書きたい気分。

いまの政局が続く限り、高橋さんのネタは尽きそうにないのでこれから先が楽しみだ。

 

と綴ってみたものの、我ながらどうってことない原稿にしかなりませんでした。編集長がいたら「こんなオチのない原稿、アカンで」と言うでしょう。2作目のジンクスはやっぱり存在するみたいです。

継続が力になってくれることを願って、今日はここまでということに。

ブログ再開しました。

年が改まったのを機にブログを再開、といっても前回は端から挫折したに等しいので、これがスタートといっていいかも知れないです。以前と同じ徹を踏まないよう、心して続けていきたい…と思っています。

「洋館町家」は伏見稲荷大社から歩いて3~4分の距離にあるので、毎年、正月の間じゅう近辺は初詣客で賑わいます。大晦日の夜からは家の真ん前に警察官が立ち、交通規制に当たるのがここ数年の通例になっています。別の見方をすれば、おまわりさんに警備してもらっているようなもので(勝手に)ありがたく思っています。

 

今日見たら、ポストにまだ<年賀状>用の投入口が設けられていました。松の内のネタとして、今年届いた年賀状の中から傑作を3点ご紹介します。

まずは、牛乳瓶をビジュアル素材にした一枚。差出人のMさんは広告代理店勤務が長かった男性ですが、デザイナーではありません。ほとんど2色刷りのンプルな色使いでいて、実にシャレてるなぁと感心しました。

二つめは“画伯で書家”のNさん。ご本人が“牛丸”となっての登場です。彼女からは、季節ごとに変化に富んだ力作の絵ハガキが届きます。

雑誌の表紙風な3つめは、多角的なデザインアートビジネスに取り組むグラフィックデザイナーMさんによるもの。年賀状の域を超え、凝りに凝った仕上がりの作品が毎年届くのを楽しませてもらいながら、無尽蔵のアイデアに感心しています。

 

と、こんな調子で目に止まったモノや気を惹いたコトを題材に綴っていきます。

今年も面白がっていきましょう。

ちょっと沈んだブルーグレー地に赤いアマビエさんのスタンプが効いています。ビン中の手書きの英文字タイポも、あったかくてイイ感じ。

“牛婆丸”ということで、背景は五条大橋という設定なのだそう。主人をそっと見守る手下のカエル(屋根上…右上)もお見逃しなく。

メガネの部分は取り外せて、あるキーワードが読み取れるという仕掛けになっています。インベーダーゲーム調のドットイラストというのも、目に新鮮!